イ・ジョンソク入隊前最後の作品&イ・ナヨン9年ぶりのドラマ復帰で話題となった、ロマンスは別冊付録のあらすじや評価、おすすめシーンを紹介!2020年9月現在、Netflix独占配信です。

ロマンスは別冊付録|キャストなど基本情報
タイトル | ロマンスは別冊付録(로맨스는 별책부록) 公式HP |
制作局 | tvN |
放送時期 | 2019.01.26 ~ 2019.03.17 |
放送回数 | 全16話 |
演出 | イ・ジョンヒョ(グッド・ワイフ) |
脚本 | チョン・ヒョンジョン(恋愛の発見、ロマンスが必要) |
ロマンスは別冊付録|相関図(日本語)
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ロマンスは別冊付録|登場人物・キャスト情報
カン・ダニ(イ・ナヨン)

<図書出版キョル>業務サポート新入社員、37歳
#バツイチ#シングルマザー#経歴断絶女
名門大出身の卒業前に有名広告会社に入社し、コピーライターとして活躍、愛する人と結婚して可愛い娘も産んだ。幸せそうな彼女だったが、一年前に離婚した経歴断絶女性になってしまう。残ったのは何もない。夫も、家も、通帳残高も、若さも。 特有の明るく力強い性格で手当たり次第就職活動してみたが、うまくいかず。やっとの思いで「1年間の雑用担当高卒契約社員」の座を手に入れて、社会に戻ってくるが・・・
イ・ナヨン(이나영)Lee Na-young
1979年2月22日生まれの44歳
出演作「英二」「劇場版SPEC〜結〜」など日本映画にも出演。2015年ウォンビンと結婚。
チャ・ウノ(イ・ジョンソク)

<図書出版キョル>編集長、32歳
#文学界のアイドル#知的でセクシー#女心フリー出版界最年少編集長、出す本全てベストセラーになる人気小説家、文学ポッドキャストを担当、セレブ、文芸創作と兼任教授…と活動は幅広い。
「仕事」する時は冷徹で厳しい完璧主義者。 「人」と接する時は暖かいが、合理的な部分もある男。
ダニとの偶然の出会いがきっかけで、彼は作家の道を歩むことになり、同時に愛を信じない人間になった。そんな自分とは異なり、愛する人と出会い結婚したダニは幸せに暮らしていると思っていた。だからダニが図書出版キョルに「高卒新入社員」として面接にきた時、気絶するほど驚いた。そこからダニとの奇妙な関係が始まる。
イ・ジョンソク(이종석) Lee Jong-seok 1989年9月14日生まれの33歳 186cm namuwiki 公式サイト(韓国) 公式サイト(日本) 公式Instagram | <主な出演作> ・ビッグマウス(MBC/2022) ・ロマンスは別冊付録(tvN /2019) ・あなたが眠っている間に(SBS/2017) ・W〜君と僕の世界(MBC /2016) ・ピノキオ(SBS /2014) ・ドクター異邦人(SBS /2014) ・君の声が聞こえる(SBS/2013) |
ソン・ヘリン(チョン・ユジン)

<図書出版キョル>コンテンツ開発部編集チーム代理 29歳
#ワーカホリック魔女#クールビューティ
#チャ・ウノへの片思いも三年目#不屈の努力派
将来を期待されている3年目の編集者。上司からは信頼されているが、新入社員からは恐れられる存在。 「キョルの魔女」であるコ理事に続き、「キョル2代目魔女」というタイトルまで保有している恐ろしい職場の先輩の標本!
仕事でも男でも、手に入れる努力をし、自信満々に生きてきた彼女だが、チャ・ウノだけは難しくて・・・
チ・ソジュン(ウィ・ハジュン)

フリーランスのブックのデザイナー、29歳
#清涼感満タン男#料理上手な男#チャ・ウノが嫌い#秘密の部屋
業界で実力を認められているフリーランスのブックデザイナー。出版業界の先頭を走っている「月名」と専属契約を結んでおり、再契約を控えている。専攻は国文学科であった。軍隊で趣味で絵を学びブックデザインを手がけるようになる。
親切な態度とやわらかい微笑だけを見て甘い男だと思うと大間違い、フィルターのない率直な発言と行動力を武器する鋭い勝負師。最初の出会いから彼の好奇心はダニに向かっていった。彼女は知れば知るほどもっと知りたくなる不思議で面白い女性であった。しかし、ダニに近づけば近づくほど、目障りな男、チャ・ウノがいつも側にいて・・・
図書出版キョルの人々
キム・ジェミン(キム・テウ)

<図書出版キョル>代表、44歳
#クールだけどしつこい#勝負師あるいは商人#野心満満#同僚と友人の間
大韓民国出版業界5本の指に数えられる図書出版キョル代表。十年前、妻が死に、不幸に負けたくなかった彼は、全財産をはたいて「負けない翼」という意味の<図書出版キョル>を設立した。設立メンバー同然のチャ・ウノ、コ・ユソン、ホン・ジホン、ソ・ヨンアは格別に思っている。
キム・テウ(김태우)
Kim Tae-u
1971年4月15日生まれの52歳
namu.wiki
コ・ユソン(キム・ユミ)

<図書出版キョル>理事、40歳
#ワーカホリック魔女 #退社誘発者#かつてはマーケティング担当者
出版業界で専門分野に詳しいマーケティング担当出身の独身女。「キョルの魔女」らしく、誰かのミスに鋭い毒舌を吐き一週間泣かせる。 全身をまとっている名品たちを見る限り、財産を十分手にしたようだが、一緒に楽しむ恋人も友人もなく、日常の喜びといえば、仕事だけ。
キム・ユミ(김유미)
Kim Yu-Mi
1979年10月12日生まれの944歳
引用元 Wow!Korea
出演作品 | 役名 | 人物紹介 | 制作年 |
---|---|---|---|
こんにちは?私だよ! | オ・ジウン | チョア製菓取締役ヤン・ドユンの妻 製品開発チーム長 | 2021 |
ロマンスは別冊付録 | コ・ユソン | 図書出版キョルの理事 | 2019 |
ホン・ジホン(チョ・ハンチョル)

<図書出版キョル>コンテンツ開発部編集チーム長、45歳
#時に死に時に生きる#男の更年期
約20年のベテラン編集者。見た目はおじさん、心は詩人を夢見ていた頃の情熱的な文学少年のままだ。良い作品を読めば、3秒以内に涙を浮かる。純度の高い感受性と熱い心を持った。お金ない新人の小説や、詩人の詩集を出そうと従業員を捕まえて長々と話すのが日常茶飯事。
チョ・ハンチョル(조한철)
Jo Han-cheol
1973年5月13日生まれの50歳
引用元:Wikipedia(韓国語版)
Instagram
ソ・ヨンア(キム・ソニョン)

<図書出版キョル>コンテンツ開発部マーケティングチーム長、37歳
#ドタバタ育児・ドタバタ生活#会議ターミネータ
プロフェッショナルワーキングママのマーケティング担当者。仕事で子供を言い訳に使ったことがない。働きながら子供の話を持ち出す瞬間、女性が会社でどのような扱いを受けるかわかっているから。実力だけで評価されたい、どんなに苦しくても、会社では絶対そぶりは見せず笑っていようというのが、彼女の人生のモットー。
新入社員で同い年のダニにフランクに接する。マーケティングに関心を持って積極的に働くダニに関連の本を推薦する。
キム・ソニョン(김선영)
Kim Seon-yeong
1976年4月10日生まれの47歳引用:Wikipedia
パク・フン(カン・ギドゥン)

<図書出版キョル>コンテンツ開発部マーケティングチーム新人、27歳
#歩く知識#空気を読む
千年に一度出るかどうかの親和性を持つ男。そして、図太く、しらじらしい性格。 空気を読み、社内知識を得ることが得意。 同期入社のマザコン、オ・ジユル。頭痛いが、同期愛で兄のように面倒をみる。ところが、一度だけでなく目を話すたびに事件を起こすジユルに目が離せない。ブラックホールのようなジユルの魅力にどんどんのめり込んでいく。
カン・ギドゥン(강기둥)kang kidoong
1987年3月25日生まれの36歳
オ・ジユル(パク・ギュヨン)

<図書出版キョル>コンテンツ開発部編集チーム新人、27歳
#マザコン_決定障害#私の夢を見つける
新入編集者であり、別名「花ジユル」!入社初日お母さんが会社に大きな花束を送ったから。それだけじゃない、遅刻してもお母さんが電話してくれて、お腹が痛くてもお母さんが電話してくれる。彼女は母親の真心に毎回感動する。そうだ。彼女は江南の不動産財閥の一人娘でありマザコン。 出版社に入社したのも「結婚スペック」のためのママのスケッチだっただけで、彼女は出版社に関心はない。ママが厳選した男たちを見て、お母さんが定めた男と結婚するまでの腰掛のつもり。そんな彼女に、世界で最も恐ろしい魔女が現れ変化が起こり始める。
パク・ギュヨン(박규영)
Park Kyu-young
1993年7月27日生まれの29歳
イ・スンジン(イ・グァンフン)

<図書出版キョル>コンテンツ開発部マーケティングチーム営業課長、40歳
#営業#身の回りの出来事を掴む達人
パク・フンの先輩。営業に忠実な13年目、旧式マーケティング担当者。同い年のマーケティング担当者のコ理事や後輩ヨンアとは異なり、SNSを受け入れず、昔ながらの方法を固守している。 だから、最終的に二つの女性に奪われた。後輩にはチーム長を、同い年には取締役の座を!悔しいと思うが、世の中がどんなに変わっても、書店MDとマーケティング担当者の相互関係で本が売れていると信じている。
ペク・グァンス(チェ・スンユン)

<図書出版キョル>コンテンツ開発部マーケティングチーム制作課長、36歳
#百人力#勝負師
口数が少なく静かで存在感が薄い。 実際には、印刷所に出入りしていてオフィスほどんどいないから。彼の存在感は印刷所で表れる。紙に触れるだけで、いくつかの紙か、数グラムのか知り尽くして、本のコンセプトに基づいてふさわしい紙の材質をすぐに提案する。 コンテンツ開発部の隠れた人材。
チェ・ソンイ(イ・ハウン)

<図書出版キョル>コンテンツ開発部編集チーム編集者、29歳
#占い信者#ソン・ヘリンじんましん
編集者4年目。優しい性格。同い年だが、年次で計算すればソン・ヘリンの先輩なのに、先輩としての扱いを一度受けたことがなくて悲しい。新入社員入社のニュースを聞いて、喜んだが・・・マザコン新入社員が入ってきて、現状はさらに悪化した。結婚退職し専業主婦になるつもりだったが、普通のサラリーマンである彼氏に「どうして自分だけが生計を立てるべきなのか」と言われてショックを受ける。
ダニの家族
ホン・ドンミン(オ・ウィシク)
ダニの元夫。
ホン・ジェヒ(イ・ジウォン)
ダニの一人娘
イ・ジウォン(이지원)
Lee Ji-won
2006年8月30日生まれの16歳
引用元:Wikipedia(韓国語版)
チャ・ウノの少年時代(キム・ガンフン)
ロマンスは別冊付録 あらすじ
バツイチ、シングルマザーのカン・ダニ(イ・ナヨン)と売れっ子作家で出版社で自ら編集長もやってるという、チャ・ウノ(イ・ジョンソク)。二人は子供の頃、あることがきっかけで一緒に過ごし、きょうだいのように、共に成長してきました。ダニの結婚を機に疎遠になっていた二人だけど、ダニの離婚後、住む場所を失ったダニがウノの家に転がり込みます。独身時代は、大卒で大手広告代理店でCMプランナーとして活躍してきたダニですが、ブランクがあることが原因で就職できません。ダニは最後の手段として、高卒と職歴を偽り、ウノが務める出版社に見事採用されます。きょうだいみたいに仲の良かった二人が、会社では、上司と部下の関係に。仕事や人間関係を通して、少しずつ関係が変わっていく・・・というお話です。
タイトルの通り、ラブロマンスですが、お仕事ドラマでもあります。公式HPによると「ロマンスは別冊付録」とは「本を真剣に作ったら、ロマンスがおまけで付いてきた」的な解釈のようです。
ロマンスは別冊付録、感想・評価
主人公の二人が美しい
まず、ウノ、かっこよすぎる。イ・ジョンソクの作品はこれが初だったのですが、私、まんまとイジョンソク沼にハマまりました。(イジョンソクは今、兵役中で、2021年1月に除隊予定らしいのですが、新作が待ち遠しいです!!)
そして、ダニ。可愛すぎる。顔小さいし、スタイル良すぎです。そして衣装も可愛い。(イ・ナヨンさんはあのウォンビンさんの奥様だそうです!!家に帰ったら二人が揃ってるとか豪華すぎる)とにかく二人が美しすぎて、同じ人間とは思えない。8話ぐらいから、ウノが本気出し始めて、二人のイチャイチャも増えていくのですが、なんなの?この多幸感?見てて幸せー!!って思ってしまいました。
前半のダニはかわいそうで、見るのが辛かったのですが、8話あたりから挽回するのでしばらく我慢して、見続けて欲しいです。
言葉が美しい
出版社を舞台にしているので、セリフや劇中に朗読される詩など、文学的なものが多かったりします。夏目漱石が I LOVE YOUを「月が綺麗ですね」と訳したって話も出てきたりするのですが、一番印象に残っているのは、ダニがウノへの気持ちの変化を古い本に例えて表現したセリフ。心に沁みました。
いい本なの、辛い時も楽しい時もいつも気軽に読んでいた
内容を暗記できるほど
でも最近はそのほんが少し変なの、急に
なぜこんなところに、わたしは下線を引いたんだろうって
読み慣れた本なのに、新しい文章も見える
今まで呼び飛ばしてたのかもね、初めて読む本みたい
読み手のダニさんが変わったせいかも
いい本って、時を経て読み返すと印象が変わるでしょ?大人になるから。
本は変わってないんだと思う。ダニさんが変わったんだと思う。
お仕事ドラマとしても秀逸
出版社を舞台にしたお話なのですが、みんな良い人ばかりなのです。悪い人は出てきません(笑)本好きな人たちが、一生懸命、仕事頑張ってるお話。私は「重版出来!」という漫画(ドラマ化もされました)が好きなのですが、似た感じ。出版社って体育会系な職場だと思うんです。基本体育会系好きなので、ハマってしまいました。
そして、脇役の人生も素敵に丁寧に描かれているなと思いました、脇役にもしっかり感情移入できたドラマでした。詳しくは、全話あらすじ・感想をご覧ください!
エンディングの言葉が美しい
動画配信などで連続ドラマを見ると、エンディング飛ばして次の話に進んでしまうところですが、このドラマは、エンディングにも物語が残っていて、劇中のシーンの振り返りと一緒に、そのシーンの感情を詩のように文字で紹介するんです。こんな感じに。

ロマンスは別冊付録の評価は?★★★★☆(本当は★5つにしたい)
5つの評価軸で独自に採点し評価(最高点は★5つ)独断と偏見で採点してます。ご了承ください。
<脚本>★
ラブロマンスですが、出版社を舞台にしたお仕事ドラマとしても楽しめます。アップダウンが少ない分、穏やかな気持ちで見れて、私は好きでした。
<演出>★
セットがとても素敵でした。ダニの結婚式、ウノの自宅・広い庭、出版社の天井の高さ、最終話の並木道・・・雰囲気がとてもいい場所ばかりで、素敵でした。韓国ドラマって、高級感ある部屋なのに、豚の貯金箱あったり、変な化粧品並んでたり、なんか気になっちゃう人なんですが、このドラマ完璧した!
イ・ジョンソク、他のドラマでは見せたことのなかった、デレデレ感(あったかもしれないけど、このドラマでは後半ゆるみまくってた気がします・・・)イ・ナヨンの自然な演技と可愛い衣装。私にとってどハマりなポイントが多くてよかったです。
<キャスト>★
こちらも文句なし。
へリンの男前っぷりには惚れ惚れしたし(ウノと同棲していることを知った後、ダニにあった時のリアクションの気持ちよさ、本当にかっこいい!!)
ソジュンがダニの正体(バツイチ・子持ち)を知った時のリアクションもすごくうまくて
代表のトレンチコートの着こなしは真似したくなったし
コ理事の女豹ダンスには本当驚かされたし、カッコよかったし、決してあらわにしない感情が少し漏れてる演技とかすごいなーって思ったし
とにかくキャスト全員みんな素敵でした!!こんな人たちの中で仕事して見たいと本気で思ってます。
<胸キュン>★
可愛い弟分から、男に変わっていくウノ、ダニを守れる男になってたウノにキュンキュンしないわけない人はいないと思います〜ダニにとって、子供の頃命かけてウノを守ったご褒美かな?
<意外性>
なんで意外性って評価軸を作ったのだろう・・・このドラマ、意外性はあまりないかな。穏やかに、少しずつ、変わっていく様子を描いてます。でも、ロマンスは別冊付録はそれでいいのだ!