ナビレラ：それでも蝶は舞う｜登場人物・キャスト紹介、相関図、視聴率は？

引退した郵便配達員、70歳
穏やかで善良。韓国戦争が勃発した年、生まれた。米屋の店員だった父は、生活のために何でもし、長男のドクチュルには、体を使う仕事ではなく、ペンを持つ仕事をしてほしいと願った。77年に、彼は配達員の公開採用試験に合格。

へナムと結婚し、ソンサン、ソンスク、ソングァンの３人の子供を儲け、与え、着せ、学校に通わせることがすべてだと思い暮らしてきた。三人の子供の父親、一人の女性の夫として誠実に生きてきた。古い夢はどうでも良かった。ところが、喜寿を控えて、たまたまチェロクを見かけた。その子は輝いていた。胸が踊った。
「よし、最後やってみよう！バレエをする！！」

ムヨンウォン休学生
6歳の時からサッカーをした。サッカー監督の父、ムヨンのプランに基づき、厳しく訓練されてきた。しかし、入試を控えた高3になってから気づいた。サッカーの才能がないことを。

ドンキホーテを踊っているスンジュを見て一目でバレエに魅了され、バレエを始めたが、予期せぬ出来事がチェロクの家族を飲み込み、チェロクは一人になる。バレエスタジオでバレエを始めてから4年。 19歳からバレエを始めたにも関わらず、１年でムヨンウォンに入学するほど才能を持っているが、今、スランプの真っ只中にいる。

そんなチェロクの前に、70歳のドクチュルが現れる。「バレエを…したいんです」とんでもないと無視をしたが、いつの間にかドクチュルはチェロクの隣に立っていた。「上手だった。クールで輝いている」チェロクは父ムヨンから一度も聞いたことのない賞賛をドクチュルから聞く。

「おじいさん、本当にそう思いますか？」

ドクチョルの妻
子の人生は、まさに私の人生である。だから、今でも、大人になった子供たちを愛情深く取りまとめている。子供たちを心配するだけでも、こんなに頭が痛いのに、多老いたドクチュルまで問題を起こして、気苦労が絶えない。

ドクチョルの孫娘
ソウル教育３大地区の一つである、大峙洞（テチドン）で育つ。子供の頃から父親ソンサンの計画通りに生きてきた。いつも通っていた道のみ通るし、失敗はしたことがない。しかし、同時にしたいことも、興味のあることも、夢も…ない。一度も将来の希望欄を満たしたことがない子供だったが、決められた通り猛勉強した。ついにソンサンの期待に応えて、大企業ヒョギョングループインターンに合格する。もう終わりだと思った時…予期せぬことで道に迷う。

ドクチョルの息子（長男）
漢江銀行江南店アシスタントマネージャー。誠実で有能、非常に速い速度で既得権社会に適応し、定着着した。長男という立場も、夫という名前もソンサンにとっては職業だったので、問題が発生した場合でも、常にすぐにキャッチし、家族と会い戦う。典型的な長男。

ドクチョルの娘
家庭の都合のために、小さな会社で経理として働き、一歩遅れて大学に入った。その会社でヨンイルと出会い結婚した。オーナーの息子だから生活の心配はないと思ったが、ヨンイルが選挙に落選し、住居も変えざるを得なくなった。現在、ヨンイルとアリの不動産を運営している。

ドクチョルの息子、39歳
いつも素足に青色のクロックスを履いている。ドキュメンタリーを撮ろうと準備中。わずか2年前までは胸部外科専門医であった。どのような理由か、国内三本の指に入る大学病院を突然退職。その瞬間から、ソングァンは、家族全員の標的に。なかなか家族の集まりに参加しない。

ソンサンの妻
夫ソンサンとは、大学の同窓生であり、職場の同僚であった。入社はエランが先だったが、ウノを産み退職。時々、その決定を後悔したこともあったが、ウノを育てながら得た喜びも大きかった。ウノが大学進学を機に、エランは大学院に進学する。相談資格号まで取り、ソンサンに反対されるも再び仕事を始める。

ソンスクの夫
明るくて、虫がいい。事実ヨンイルは政治失業中。区議員をはじめと十年の歳月の間、落選の連続。何度落選しても、だるまのように起き上がり、選挙に出馬してきた。受け継いだ財産もすべて使い果たし、選挙のたびにソンサンにお金を借りて、ソンスクを心配させている。

チェロクの父親
元高等サッカー部監督。過酷な訓練と体罰で、サッカー部の成績を引き上げた。選手としてはいまいちだったが、コーチとしての能力は卓越している。ムヨンは選手として成し遂げられなかった自分の夢を、チェロクに実現させて欲しかった。しかし、チェロクがサッカーをやめて、ムヨンに予期せぬ出来事が起き、親子の距離が開いてしまう。

チェロクの師匠、37歳
引退したバレリーナ。百年に一度出るかどうかと言われたダンサーだった。実力があり、傲慢で勝手だ。パリオペラバレエ団でエトワール、上級ダンサーを務め、5年前、韓国に帰ってきた。教えることに全く興味がなかったが、チェロクの才能を知り、弟子に受け入れた。

ムヨンウォン教授、36歳
それこそ、エレガントで高慢な白鳥。フランスでダンサーとして活躍し、現在、ムヨンウォン教授として在職中だ。スンジュとは異なり、努力派。引退する前から舞踊教育に関心が多く、自分がフランスで経験した試行錯誤を弟子たちには経験させたくないと願っている。スンジュを扱うことを知っている唯一の人。

整形外科医、39歳
いつも訪ねてくるチェロクを面倒ながらも、診療を拒否しない。ゲームが好きで、人生の悩みと苦しみがなく、欲望も野望もない平和な人物。

ムヨンウォンの学生、24歳
ソリの弟子。スンジュとソリの縁で、時々バレエスタジオでチェロクと練習をするムヨンウォンの学生。

ムヨンウォンの学生、23歳
ソリの弟子。チェロクをライバルと思っている。

ピアノの伴奏、24歳
ピアノを勉強中の学生で、アルバイトでバレエスタジオのピアノ伴奏をしている。

チェロクの友人、2３歳
すべてを兼ね備えているが、唯一、背が170cmと小さい。一般人なら構わないが、国家代表ゴールキーパーを夢見るセジョンの立場から170はcm、ほぼ死亡宣告と相違ない。サッカー部が解体され、最終的にサッカーをやめたが、勉強して名門大学に入学。除隊後、チェロクが働くレストランでアルバイトをしている。

チェロクの高校の同級生、2３歳
ホボムが最も顔を見たくない相手は、当然チェロクだった。サッカーを辞めさせられたのは、チェロクのせい。ホボムは11歳の時からサッカーを始めた。高校卒業後すぐにプロになるのがホボムの目標であったが、その目標は、とんでもない事件のせいで、水の泡となった。
4年ぶりにチェロクの前に現れる。