・「補佐官シーズン1」の基本情報(制作局、放送時期、監督、脚本)
・「補佐官シーズン1」の相関図(日本語)
・「補佐官シーズン1」の登場人物・キャスト情報

補佐官シーズン1|基本情報
タイトル | 補佐官(보좌관) 公式hp |
制作局 | JTBC |
放送時期 | 2019.6.14〜2019.7.13 |
放送回数 | 10話 |
監督 | クァク・ジョンファン(곽정환)「the K2」「ハンムラビ法廷〜初恋はツンデレ判事!?〜」 |
脚本 | イ・デイル(이대일)「ライフ・オン・マーズ」 |
補佐官シーズン1|相関図(日本語)
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補佐官シーズン1|登場人物・キャスト情報
チャン・テジュン(イ・ジョンジェ)

ソン・ヒソプ議員室のシニア補佐官、野望に向かって疾走する補佐官。
優れた直感と、冷徹な判断力。勝利への集中力と相手の弱点を食い込む執拗。煮えたぎる野心を隠す冷たい理性を備えている。
高みを目指すため、一人立ち上がった。後押しする家族も引き上げてくれる人脈もない。家族はいなくて幸いだった。テジュンには荷物になるだけ。信頼できるのは自分の頭脳だけだった。
警察大を首席で入学して首席で卒業。同期が地区隊のパトロールをしている時、すでに警察庁経済犯罪捜査隊で活躍していた。エリート幹部を夢見ていたテジュンだったが、警察幹部が国会議員に土下座をした所を目撃し、警察のトップでは世界を変えることはできないと悟った。それをきっかけに警察をやめて国政に携わることになる。
当時、初当選議員イ・ソンミンの抜擢を受けて補佐官になったテジュン。野心的なほど彼の能力は輝いていたし、複数の議員からのラブコールが絶えなかった。国政監査に対する鋭い質問書には「秋の蛇」というニックネームも付く程だった。国会議員になるためにテジュンは、ソンミンを裏切り4選議員ソン・ヒソプの補佐官に。ヒソプは、自分が次期法務部長官に任命された日にテジュンを地方区公認すると言うが・・・
イ・ジョンジェ(이정재)
Lee Jeong-jae
1973年10月15日生まれの50歳
カン・ソニョン(シン・ミナ)

ガラスの天井に挑戦する女性政治家
比例代表初当選議員であり、報道官
トップの座に上がるために最善を尽くした。自分の有能さと成就欲を恥じた。自らを支持する姿に多くの人が応援を送る。
スタイリッシュなルックスと完璧な能力を備えた女性弁護士。メディアがソニョンに注目するのは当然だった。ソニョンは自分の名前で放送局の看板時事番組をローンチ。周囲の心配をものともせず、番組は大成功。政界の有力者たちが、我先にと彼女の番組への出演を希望した。堂々として自信あふれる姿に多くの女性がソニョンを自分のワナビーに挙げた。世論を味方につけ、与党の比例代表公認を受けたソニョン。初当選し、スポークスマンまで引き受けることになる。
議員活動4年目。マスコミの話題の中心にいるソニョン、来年の選挙で再選を夢見ている。比例代表の再選が容易ではないことを知っている。そのためにこれまでの議員活動に命をかけてきた。しかし、党内の長老でありランニング仲間だったチョ・ガピョン議員が党のスポークスマンとしての彼女を蹴落とし始める。
シン・ミナ(신민아)
Shin Min-a
1986年12月6日生まれの37歳
ユン・へウォン(イ・エリヤ)

冷たそうに見えるが、誰よりも熱い情熱の補佐官
ソン・ヒソプ議員室、6級秘書
簡単な道ではなく、正しい道を考える。傷を克服するために飛び込んだが、今は信念のために働いている。
国会に来る前、記者生活をしていた。ある事件で苦しんでいる時、テジュンが補佐官の仕事を勧めてくれた。過去と向き合って傷を克服しなければならないという言葉にへウォンは迷わず補佐官の仕事に飛び込んだ。
絶えず努力し生きてきた、徹夜で残業し、政策関連資料の分析に時間を割き、通勤途中の地下鉄の中でも、様々なメディアとの議題法案に目を通した。人生のすべてのエネルギーを注ぎ込んで仕事に没頭する彼女だから、休日の過ごし方がぎこちなかった。
80%が男性である補佐官の世界で、根気だけで6級秘書まで上がってきた。高慢で、堂々としているように見えるが、すべては激しい補佐官の世界で生き残るための保護膜であり、自分の弱い心を隠すためである。
イ・エリヤ(이엘리야)Lee Elriya
1990年2月19日生まれの30歳(2021年1月現在)
出演作: 「サムマイウェイ〜恋の一発逆転〜」「ハンムラビ法廷〜初恋はツンデレ判事!?」「補佐官シーズン2」
ハン・ドギョン(キム・ドンジュン)

ソン・ヒソプ議員室のインターン。
臆病ではあるが、何を言うべきかを知っている人。夢を失ったこの時代に、大統領になるという夢を持っています。
すべてを前向きに考え、笑いを失わないようにしています。それだけで、周囲の人々に明るいエネルギーを与えます。そんなドギョンは愛されて育ったと言われるが、実は苦しい生活を送っている。
ドギョンの母親がドギョンを公務員にしたいと思っているのには理由がある。しかし、母親の気持ちに反して、ドギョンの気持ちは他に向いている。公務員の試験本でいっぱいだが、将来の国会議員のアシスタントとの面接の準備で忙しい。議員のインターンにことごとく不採用。これが最後だと思ったドギョンが面接に行った先で、チャン・テジュンに出会います。
どんなに大変でも、テジュンに認められるために、休むことなく走ります。
キム・ドンジュン(김동준)Kim Dong-jun
1992年2月11日生まれの28歳(2021年1月現在)
アイドルグループZE:Aのメンバー。
出演作 「アバウトタイム〜止めたい時間〜」「補佐官シーズン2」
イ・ソンミン(チョン・ジニョン)

欲のない政治家、テジュンの故郷であるソンジン市無所属初当選議員
正義感に溢れ、権力に欲がない。自分が生まれ育った場所をよくしたかった。ただ、それだけだった。だかこそ得るものも少なく失うものもなかった。だから勇敢になった。
彼は恐れているのは、大統領も首相も国会議長でもない。美しい妻と娘だけである。夢と理想のために行動を惜しまない人だが、ちょっと情けなく見えても憎めない魅力を持った温かい心に満ちた心暖まるようなおじさんだ。
つらい議員生活で、元気を出したい時、別れた昔の恋人のようにテジュンに電話をかけたいと思ってしまう。自分を理解してくれるのはテジュンだけだ。自分を離れヒソプのもとに行ったテジュンを恨んではいない。
チョン・ジニョン(정진영)
Jung Jin-young
1964年11月19日生まれの59歳
出演作 「華麗なる誘惑」「ラブレイン」
出演作 | 出演作 | 説明文 | 放送年 |
---|---|---|---|
不可殺〜永遠を生きる者 | ダン・グク | 血の繋がらないダン・ファルの両親 | 2021 |
(知ってることはあまりないけれど) 家族です。 | キム・サンシク | 父、トラック運転手 | 2020 |
補佐官1 | イ・ソンミン | 欲のない政治家 | 2019 |
ソン・ヒソプ(キム・ガプス)

恥を知らない貪欲な政治家、大韓党院内代表4選国会議員
本音を知ることができない、気味の悪い微笑みが人の心に巧妙に入りこむ。
小商売をしていた田舎の底からここまで這い上がってきた。目上の人にはひれ伏し、生意気な奴にはパンツ一丁にさせて、ろくでなしは徹底的に踏み滲んで生きてきた。あらゆる不正と不法に綴られた彼の人生が、今のヒソプを作った。
主な要職を経験してきた政治家。巧妙であるというより卑劣で冷たいという表現がふさわしい。ひたすら実利のためだけに政治をする。次期公認権を握っているヒソプにすべての人間が頭を下げる。ヒソプの夢は青瓦台で古希のお祝いをすること。そのためにもテジュンが必要だった。最前線で険しい砂利を搔きわける奴が。しかし、議員である自分より能力の高いテジュンにスポットライトが当たって、ヒソプの目つきはますます鋭くなる。
キム・ガプス(김갑수)
Kim Kap-soo
1957年4月7日生まれの66歳
オ・ウォンシク(チョン・ウンイン)

お金が信念になってしまった野蛮な補佐官
ソン・ヒソプ議員室選挙区補佐官
政治的信念などない。ただお金だけ追う人。ヒソプの選挙区で都市計画の公務員として働いていた。公務員出身で機関の内容をよく知っている。企業や政府機関の過失と不正を見つけながら、拡散をチラつかせ闇取引し、酒とナイトライフを楽しむのが日常である。自身も何度となく不正を摘発されたが、特有の作り笑いでなんとか逃れてきた。ヒソプの選挙区を引き受けて管理する最側近で、ヒソプのあらゆる汚い仕事を処理してきた。彼の信頼を得て選挙区を受け継ぐ考えだったが、ヒソプがテジュンを連れてくると、居場所を失っていく。
チョン・ウンイン(정웅인)Jung Woong-in
1971年1月20日生まれの50歳(2021年1月現在)
出演作 「君の声が聞こえる」「刑務所のルールブック」「補佐官シーズン2」
コ・ソンマン(イム・ウォニ)

カン・ソニョン議員室シニア補佐官
テジュンと補佐陣インターン生活を共にした。
テジュンとはルックスも性格も真逆だが、お互いをよく理解しているかけがえのない友達だ。過去に、テジュンのように議員を夢見て、融資を受け市会議員に挑戦したが、落選した経験がある。同年、息子まで生まれ、借金を返すため、環境労働委所属のソニョンの議員室に入った。
柔軟で滑らかな性格で、仲間たちの悩み相談に乗ってくれるど、人間的な面がある。しかし、一度怒ると以前の気性がいきなり飛び出し出ることもある。
イム・ウォニ(임원희)
Im Won-hui
1970年10月11日生まれの53歳
チョ・ガビョン 議員室
チョ・ガビョン(キム・ホンパ)

利己的な日和見主義者の政治家
大韓党の議員、環境労働委員会常任委員長
相手を利用する機会を虎視眈々と狙う。自分が不利な時には笑顔を浮かべて曲げることができるが、本心ではない。党内の地位を固めるための新しい顔が必要だった時、時事番組を進行していたソニョンが目に入った。ソニョンを比例代表で公認させ、大韓党の報道官にさせた。1年前、院内代表選挙に出馬したが、相手はヒソプだった。一票差で惜敗したが、ガビョンの元を離れ、ヒソプの元へ行ってしまった。補佐官一人をおかげで院内代表になったヒソプが偉そうにしているのが目障りだった。挽回するために、ソニョンを報道官から追い出して、新しい顔を登用する考えだ。
キム・ヒョンド(イ・チョルミン)

チョ・ガピョン議員室シニア補佐官
今まで大きな欲はなく、ガビョンの側で仕えてきた。ところが、しばらく前からテジュンがどんどん揺さぶってきた。そして、次の総選挙の公認1位がテジュン、厄介なやつだ。自分は夢にも見たことがない場所まで昇り詰めようとしているテジュンを見ていると、怒りが湧いてくる。
サミル会
ソン・ヨンギ(コ・インボム)

権力よりお金の力を信じている者
ヨンイルグループ名誉会長、サミル会の会長
名誉会長に退いたが、まだ電話1本で政・官・操ることができる人物。元長官と国会議員まで、国を牛耳っできる力を持っている。法がこの世を動かす方法で、それを動かすのはお金だと信じている。
イ・チャンジン(ユ・ソンジュ)

笑いで本音を隠したビジネスマン
チュジン化学の代表、サミル会総務
4選議員で構成されているサミル会に血縁、コネ、学校派閥などの人脈を総動員して進出。議員に金を流している。
ユ・ソンジュ(유성주)
Yu Seong-ju
1973年11月12日生まれの50歳
引用元:Wikipedia(韓国語版)
その他の人物
チャン・チュンベ(キム・ウンス)

テジュンの父
国会議員に挑戦したが、落選し、家の中を滅ぼした。妻の手術費まで選挙費用に使ってしまった。母親が亡くなりテジュンとの溝が深まった。
キム・ウンス(김응수)
Kim Eung-su
1961年2月12日 生まれの62歳
namu.wiki
出演作 | 役名 | 説明 | 放送年 |
---|---|---|---|
結婚作詞 離婚作曲3 | パン・ムノ | パン・サヒョンの父、 シグナルカントリークラブの会長 | 2022 |
九尾の狐とキケンな同居 | 化けたウヨ | 特別出演(1話) | 2021 |
結婚作詞離婚作曲 | パン・ムノ | パン・サヒョンの父、 シグナルカントリークラブの会長 | 2020 |
補佐官シーズン2 | チャン・チュンベ | テジュンの父 | 2019 |
補佐官シーズン1 | チャン・チュンベ | テジュンの父 | 2019 |
この恋は初めてだから | ナム・ヒボン | セギの父、元高校の校長 | 2017 |
イ・グィドン(チョン・ジンギ)

へつらうばかり、生活のために働いている補佐陣
ソン・ヒソプ議員室7級随行秘書
補佐陣生活20年を控えた19年目の随行秘書。
小さな会社を倒産させ、生きる道を探していた彼は、補佐陣が何であるかも知らないまま国会議員車のハンドルを握った。そしてヒソプが最初のバッジをつけた時から15年間いろいろ雑用を引き受けて、それから運転席に尻をつけて座っている
チョン・ジンギ(전진기)
Jeong Jin-gi
1966年2月6日 生まれの57歳
引用元:Wikipedia
キム・ジョンウク(チョン・スンビン)

適当に仕事をして適当に遊んで時間を費やす秘書官
ソン・ヒソプ議員室5級秘書
ノ・ダジョン(ト・ウンビ)

ソン・ヒソプ議員室9級行政秘書
議員室を切り盛りしている、管理アシスタント
議員の後援金や運営資金、各種イベントやスケジュール管理業務を担当しており、全国のホテルやレストラン、交通などの議員の資金が入る場所であればわからないことがない行政の専門家。
ヨ・スッキ(パク・ミョンシン)

ギョドンの母。建設労働者だった夫が死亡した後、一人クリーニング店を開く。子供を育てるために何と言っても必要があった。税金を納めてきたのに、国からなんの恩恵も受けたことがないことを悔しんでいる。だから息子であるギョドンには公務員になってほしいと願っているがギョドンが補佐陣インターンをしている事は知らない。
イ・インス(キム・ソハ)

イ・ソンミン議員室シニア補佐官
民生ではなく、権力だけむさぼる議員をみて、うんざりしていた時、ソンミンに出会った。一緒に、より良い世界を作ってみようというソンミンの言葉に鷲掴みになり手を握った。いざ、正義感はあふれるが権力欲が全くないソンミンと働いてみると、一日一日がきつい。
補佐官シーズン1見終わった感想・評価
とにかく面白い。展開早くて見ているこちらを待たせない、いや、休ませてくれないドラマです。
動画配信系の危険なところですね、どこで辞めたらいいかわからない、気付くと明け方、寝不足決定・・・そんなドラマです。
補佐官、もっと話題になってもいいのになぁと思いました。
主人公は、議員の補佐官(秘書)である、チャン・テジュン(イ・ジョンジェ)。彼は警察官だった頃のある出来事がきっかけで、正しい世の中を作るために議員の世界に飛び込み、権力者たちと戦っていくというお話です。
持ち前の頭脳と行動力で、叩くと誇りしか出てこない、4選議員(ソン・ヒソプ)の補佐官を務め、対立議員(チョ・ガビョン)と泥仕合から始まり、騙し騙されを繰り返していきます。
もちろんフィクションですが、1つの政策や法案を通すために、裏でこんなことが行われているのかと思うと、ゾッとしますね。
シーズン1の見所は・・・
・法を遵守したやり方では太刀打ちできない相手に対し、必要悪で行動するテジュンの葛藤。
・そんなテジュンのやり方を真っ向否定し、正しいやり方で世の中を変えようとする、かつての同士であるイ・ソンミン議員との対立。
・同じ目標を持つ同士であり、恋人でもあるカン・ミニョン議員との息のあった策略。
・テジュンの腹心でテジュンの唯一の理解者で味方である秘書のユン・へウォンのできる女っぷり。
・とにかく正しいことが正義であると思っているインターンのハン・ドギョンが、今後どう変わっていくのか?
何かを成し遂げるためには、誰よりも強い気持ちを持っていないとダメで、時には必要悪も有り。だけど人間だから葛藤もするよね、でもここで引き返したら、今までの努力が水の泡・・・後半に究極の選択を迫られますが、テジュンはどんな選択をするのか?見ているこちらも緊張してしまいます。
内容に関して複雑な部分もありますが、登場人物が限られているので、難しくないと思います。
まだご覧になっていない方は是非ご覧ください!