あらすじ・ネタバレ

スタートアップ|韓国ドラマ|11話|あらすじ・感想(ネタバレ含む)

ハラハラドキドキの11話!デモデーの様子が描かれていましたが、結果がわかるまで本当にドキドキしました。1時間20分(放送時間)があっという間でした。さて、サムサンテックの行方は?果たして投資先は見つかるのでしょうか?

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スタートアップ11話(ネタバレ含みます)「イグジット」

*ここから完全ネタバレになります。まだご覧になっていない方、ご注意ください!!

イグジットとは?
投資者が資金を回収する段階のこと。売却、上場、M&Aなどの手法がある。

インジェカンパニーの双子(MIT卒の技術者)は、アレックスに自分たちをスカウトしてほしいと頼みます。シリコンバレーの2STOで働けるなんていい条件だから。

アレックス・クォンCODAの選考に関わっていた人。2STOという総資産世界6位の会社に勤めている。

アレックスは今の仲間を捨てられるか?と聞きますが、あっさりもちろん。と答える双子。

その後、ドサンはアレックスに、サムサンテック全員とヌンギルの技術含めて買収してほしいと頼みますが、アレックスはほしいのはドサンだけ。他に候補者もいること(インジェカンパニーの双子)を話し、デモデーの結果を見て決めることにするといいます。

ナム・ドサン(ナム・ジュヒョク)サムサンテックの創設者で、CTO。天才的なソフトエンジニア。趣味は編み物。子供の頃数学オリンピックで受賞し、一躍時の人になったけど、成功してない。

その頃、ヨンサンは、兄が死んだのはハンチーム長のせいだと責め立てています。ハンチーム長は、ヨンサンの兄のことを覚えていませんでした。そこにハンチーム長の部下がきて、事情を話します。

ハン・ジピョン(キム・ソンホ)SHベンチャーキャピタルのシニアチームリーダー。ダルミの祖母ウォンドク身寄りのない自分を助けてくれた恩人。15年前、ウォンドクの頼まれて、1ドサンの名前を語ってダルミと文通していた。

キム・ヨンサン(キム・ドワン)サムサンテックのメンバー。ソフトエンジニア。親に内緒で大企業を退職してサムさんテックに合流。ドサン、チョルサンと同じ大学・同じサークルの友人だった。成功者の言葉を付箋に書いて、張っている。ドサンやサンチョルが悩むたびに、名言で励ましてくれる。

5年前のデモデーでハンチーム長が審査員をした時、参加していた代表がヨンサンの兄で、デモデーの数日後に自殺をしていたことを知らされるハンチーム長は落ち込みます。デモデーの審査員として参加する予定でしたが、出席できません。

ダルミに漢方薬を差し出すインジェ。「緊張をほぐして!」

ウォン・インジェ(カン・ハンナ)インジェカンパニーCEO。学歴、美貌、財力すべてを兼ねそろえた人。ダルミのライバル。

ソ・ダルミ(ぺ・スジ)サムサンテックCEO。幼い時に両親が離婚し、ダルミは父と暮らすが、父が他界してから祖母のウォンドクと二人暮らし。

必要ない、自信がついたからとダルミ。

プレゼン順を抽選します。インジェカンパニーは1番、サムサンテックは6番。

インジェは緊張・・・「姉さんが飲んだほうがいいんじゃない?」とダルミ。


ダルミはサハに「ドサンに、今までの僕を消すようにリセットしてと言われた」と話します。

チョン・サハ  サムサンテックのデザイナー

僕のことを消して、ハンチーム長のところに行けって言っているように聞こえるというサハ。

でも、ダルミは「ありのままの自分を受け入れてほしい」と受けとったと言います。

サハは「そう思いたいだけじゃない?」「ソ代表(ダルミ)の心にいるのはドサン?ハンチーム長?」

ダルミは、自分でも分からないし、確かめる方法も分からないと言います

同じ頃、ドサンはチョルサンに「ダルミがハンチーム長を選んだとしても、ダルミの選択を受け入れる」と言いますが、チョルサンにお前が受け入れるとは思えない。お前は何を考えている?

イ・チョルサン(ユ・スビン)サムサンテックのメンバー、ソフトエンジニア。実家はメセンイ(青のり)養殖場。訛りがひどい。ドサンのコーディングスキルの高さを誰よりも理解しているため、ドサンを代表として認めて従っています。

ドサンは「実は、ハンチーム長の代案を受け入れたくない

そこにヨンサンもやってきて「俺も受けたくない。だって、この代案はサムサンテックにたいしてじゃなくて、ソ代表に対する投資だ

同じ頃、ダルミもサハに、「ハンチーム長の代案は受け入れたくない、プライドが許さない」と言いいます。だから、今回のデモデーは何としても優勝しないといけないと、意気込むダルミに同意するサハ。

ドサン・チョルサン・ヨンサンの3人も全体優勝する!と円陣を組みます。

前回はすっかり自信をなくしたダルミだったけど、すっかり自分を取り戻したダルミ!ドサンの一言「今のサムサンテックを作ったのは、ダルミだ」で自信を取り戻した様子。


いよいよデモデーが始まります。優勝チームには5000万の賞金、また、投資獲得に成功したチームにはサンドボックス入居特権が引き続き与えられます。つまり、投資先が見つからなければ、追い出されるということ。

世界中の投資家たちと中継する中、トップバッターのインジェカンパニーのプレゼンが始まります。

インジェカンパニーは人工知能を使い、防犯カメラに移った不審な動きを感知して警察や警備に通報するというシステム。顔認識技術の精度度は93.2%という高精度。

サムサンテックの精度は92.4%・・・この時点でサムサンテックは数字で負けています。

ウォン会長からどのぐらい費用を削減できるのか?質問が入ります。

そこに、ドサンの父が乱入。「私も質問がある!あの会社のせいで、仕事を失いかけている!」止められるお父さんをみて、ユン代表を質問をさせてあげるように言います。

ナム・ソンファン(キム・ウォネ)ドサンの父。幼い頃から天才と言われてきたドサンに掛ける期待が大きかったが、今は家の恥だと思っている?いつか成功すると陰ながら応援してる。ドサンの記事をスクラップしている。

ユン・ソナク(ソ・イスク)SHベンチャーキャピタル代表兼サンドボックスの創設者。事業に成功し、投資家としても成功した人。15年前、ダルミの父に融資するはずだったが急死。死の直前に娘にしてあげた話がきっかけでサンドボックスが生まれた。

控え室のモニターでその様子を見ていたドサンは控え室から急いで会場へ。

ドサンの父「費用が削減できるとする、その金で暮らしてきた人の生活はどうなる?あなたたちの使命は人を追い詰めることですか?」

インジェは「100年前も人力車の車夫がタクシーの導入に反対してデモを行った。もしも人情を重視して技術を革新していなければ、今もタクシーはなかった。携帯電話だってそう。それでいいですか?未来の人間も、今より便利な世の中で暮らしたいはず。より良い世の中にするのが私の使命です。息子さんの使命でもある。息子さんもサンドボックスにいますよね?息子さんも人材削減案を考えていたのに、なぜ私たちだけ避難するんですか?

ドサンのお父さんは「そうです。息子はあなたと同じ道を進んでいます。でもあなたのような人ばかりだと、大勢の人が職を失います。私のような人がいてこそその速度が調整されます。その速度のために私は戦い続けます。親子で進む道が違うこともあります。息子は息子、私は私です。息子は未来に前進し、私は現在を守るために戦います。そのせめぎ合いで、革新の速度が決まるでしょう。」

ドサンのもとへいくお父さん、「こうして向き合えるのに、なぜ私を避けてきたんだ」と言って肩を叩くお父さん。「お父さんはカッコイイわね」というダルミに「うん」というドサン。

ウォン会長は「インジェカンパニーに投資したいが、まだ間に合うか?」

「お断りします。私たちはグローバルパートナーを探しています」

するとアレックスは、「2STOのパートナーとして申し分ないピッチだった。関心のあるチームのピッチを聞いてから決めます」つまり、サムサンテックのこと。

それを聞いてサハは、顔認識の精度の数値を上げる提案をします。チョルサン・ヨルサンも賛成します。ドサンだったら絶対到達できるはずだと言います。


サムサンテックのプレゼンの直前、ハンチーム長の欠席が伝えれられます。

ダルミのプレゼンが始まります。

「技術は便利な世の中を実現します。ですが技術のために、不便を感じる人もいます。まさに視覚障害者がそうです。むやみに技術革新が進められれば適応できない人々はいます。我が社は社会的弱者のためにも存在すべきだと思います。(サムサンテックの存在意味をきちんと語るダルミ)

ヌンギルの技術を披露するダルミ。審査員は驚きます。

ドサンの父もダルミのプレゼンを見て感心しています。

アレックスが、顔認証精度の数字を聞きます。

直前、サハが提案した精度の数値を上げる提案に対して、ドサンは正直な数字を出そうと言っていました。嘘をつくことで92.4%という真実も嘘になってしまう。92.4%だってすごい数字だ。(数学オリンピックでカンニングをした過去を乗り越えたドサン!)

その言葉を信じたダルミは「92.4%」と正直に答えます。

最初のチームより劣っていますね・・・というアレックスに

ドサンが補足します。

精度は数値だけではなく環境も考慮すべきです。ヌンギルは携帯電話用アプリですし、1日中使える様に、バッテリー使用量を抑える必要があります。だから精度と軽量化の間で均衡点をとりました

「インジェカンパニーのみなさん、舞台に上がってください」とアレックスが呼びかけます。

アレックスは、シングルボードPCで2社のテストをすることにします。同じ環境下でテストすれば、どちらの性能が優れているか、すぐわかります。

PCの性能が低いので動くかどうかわからない、自信がない。というドサン。

インジェカンパニーも動作しないと思う、でも向こうも一緒。おそらく軽量化を理由に認知精度が低くなったというドサンの弁明を一蹴するため。多分アレックスは私たちに決めたんだろう。と話しています。

サンドボックスの防犯カメラ映像を使ってテストをします。

ステージ上に画像が映し出されます。

インジェカンパニーの画像は乱れていますが、サムサンテックはきちんと動作しています!!

アレックスも審査員たちもみんな驚きます。自分たちも驚いています。

ドサンもほっとしつつも、「予想どうりだ」

私たちの勝ちだ!喜ぶサムサンテックメンバーたち。

サムサンテックはデモデーで見事優勝!!

その様子を別室で見ていたジピョン。自分が過去ドサンやダルミにぶつけてきた言葉を思い出しています。自分が指摘してきたことを全て覆してきたドサンとダルミ。(自分の無力さを感じているハンチーム長。)

そこにユン代表がやってきます。ハンチーム長の苦言は間違っていない。

でも、僕が苦言を呈してきたサムサンテックが優勝しました。キム・ヨンサンのいうとおりかもしれないというハンチーム長。


ダルミは自宅に戻り、おばあちゃんに優勝の報告をします。褒めてくれるおばあちゃん。でも、様子が変ね。やけに優しい。というダルミ。何か後ろめたいことが?

チェ・ウォンドク(キム・ヘスク)ダルミのおばあちゃんで、ホットドッグ屋さんを経営。女で一つで息子を大学まで通わせた。現在はダルミと暮らしている。15年前、施設を出て路頭に迷うジピョンに住む場所と食事を与えて支えてきた人。

そこに、ダルミの母が。腹立たしいけど許したほうがいい。このまま追い出すと、夫に暴力を振るわれそうなの、幸せには暮らせていないようだよ。それでも家に追い出すべき?

チャ・アヒョン(ソン・ソルミ)ダルミのお母さん。離婚したあと、財閥のウォン会長と再婚して渡米。長女のワン・インジェを引き取って育てた。

ドサンも帰宅。家に入るとハレの日の料理にふさわしいか?あまり豪華すぎるとドサンの気が引けちゃうだろう、これはやめておこうと話をしている父と母。

CEOはどうだった?という母に、弁がたつししっかりしてる、CEOとして適任だ。能力のある素晴らしいCEO。それを隠れて聞いているドサン。

ドサンと結ばれてほしいという母に、公私混同したらダメだという父。

公私混同して私を口説いたのはだれ?ドサンにも学んでほしいわ。

ただいまーと声を掛けるドサン。「父さん、今度公私の行き来の方法を教えて」

「聞かれてた!!CEOに気があるってことね!」


翌日、ダルミはハンチーム長を探していました。メールをしても返事がないので、事務所にいってみると、病欠だと言われます。

ハンチーム長に電話をするダルミ。チーム長は自宅で寝込んでいました。

病欠だと聞きましたというダルミに、ただの休暇だというチーム長。

デモデー優勝おめでとう!立派だったと褒めてくれるドサン。

ハンチーム長のおかげです。チーム長の苦言のおかげでここまで来られた。感謝しています。だるみの言葉に、涙目のハンチーム長。

電話を切るとダルミからメールが。「声の感じからすると具合が悪そうですね。おかゆをドアにかけておきました」


アレックスとサムサンテックのメンバーはアレックスに提示された2STOによる買収契約書の内容を確認します。サムサンテックを30億で買収、ヌンギルのサービスもそのまま継続できるという内容です。

検討してご連絡します。と即決はしないダルミ。アレックスがエレベーターに乗りドアが閉まるとすぐ、大喜びするサムサンテック。その歓声をエレベーターの中から聞いていたアレックスに、同僚は順調みたいだな。

ドサンは、サムサンテックの名前はなくなることを寂しく感じますが、30億手に入るし、2STOで働ける!というんだから仕方ない。と言われます。

ドサンは昔の名刺を眺めています。そこにダルミが声をかけます。「レトロスタイルな名刺ね、その名刺をもらって事務所を訪ねようとしたんだけど・・・」(結局、ハンチーム長の自宅に連れて行かれたダルミ)

最後に事務所を見にいく?というドサン。

事務所を訪ねる二人。ここが全ての始まりだ。と話すドサン。事務所の中に入るとするとチョルサンとサハがきていました。二人の仲を怪しむダルミとドサン。事務所に向かっていたチョルサンのリュックの蓋が空いていてこのままだとスリにあうと思ったサハが追いかけたら一緒に事務所に着いた。という理由でした。そこにお酒を持ったヨンサンもきます。

3年後どうなってるんだろう。というサハ。

ダルミはこのメンバーで起業したい。と言います。シングルボードPCでも起動した。この画像認識の技術で自律走行も可能かと。

それって大手でも難しいぞ、金もかかるというチョルサン。

でも俺たちには30億がある。というドサン。

詳しく話をして、良さそうなら話に乗る。というメンバーたち。

説明を始めるダルミ。その場でブレストが始まります。

そのまま眠ってしまい、朝を迎えます。ドサンが目を覚ますと、だるみの口元に黒いインクが浮いています。髪の毛に触れ、顎について汚れを取ってあげるドサン。ダルミを見つめるドサン。

ハンチーム長が休暇から戻ります。今日2STOがサムサンテックを買収する聞いて「投資じゃなくて買収?」慌ててサムサンテックの事務所へ向かいますが、すでにダルミとドサンは2STOに行った後でした。

ハンチーム長は契約書のコピーを見せるように言います。サハが確認したけど、おかしいところはなかったと言います。(サハは弁護士だったもんね)

ハンチーム長も見直してみましたが、おかしな点はありません。ないのが問題だ。保留にさせないとと電話をしようとした時ヨンサンが入ってきます。

収益性がない会社を買収するなんておかしい、何か企んでいるに違いない。これは典型的なアクハイアだ。会社じゃなく技術者目当てで契約するんだ。契約した途端、このチームは空中分解します。

その頃、2STOの韓国支社では、ドサンとダルミがサインをしていて・・・遅かった。


エンディング

サムサンテックの事務所で朝を迎えたダルミ。目の前で眠っているドサンを見つめて、サハに言われたことを思い出します。

ドサンどちらが好きか、しばらく眺めていればわかる。ドサンを眺めるダルミ。笑顔になります。自分の手のひらにキスをして、その手でドサンのほっぺをタッチするダルミ。するとドサンの頬にインクが。だるみの口元にもインクが着いちゃいました。

ドサンが目を覚そうとしてるので、慌てて寝たふりするダルミ。

目覚めたドサンは、眠っている(本当は起きてる)ダルミの髪の毛と、口元のインクを拭いてあげます。(続く)

スタートアップ11話見終わった感想

今回はデモデーの様子が大半を締めてましたが、ハラハラドキドキしました〜。さりげなく2社を対決させるように持っていくところもさすがでした!!勝敗の判定も、素人がみても分かりやすくて、サムサンテックの映像が綺麗に現れた様子をみたときは、こちらの目頭が熱くなりました!この喜ぶ姿。まるで学生。

結局、ドサンにしか興味がなかったアレックス。アレックスは最初からドサン目当てで韓国に来たってことか〜?そんな人がなぜくすぶっていた?手っ取り早くドサンだけスカウトすればいいものの・・・ここまで様子を見てたってことは、サムサンテックに興味があったと思っていたのですが・・・違いましたね。

そして恋愛の方はというと・・・ダルミの答えは出たみたいですね。話の流れからすると、まあ予想通りかという結果でしたが・・・今回もエンディングでネタバラシ的演出でした。何でドサンの顔にインクが付いていたのか・・最後までみないと分からないという。だいたい想像ついたけどさ。ダルミ、寝込みを襲ったか?と思ったけど、そこはやはり健全でした(笑)

そして、次回、殴りあうドサンとジピョン!チームを離れて一人で行くように促すダルミ。まだまだ成功への道のりは遠いようです・・・このドラマであんな殴り合いが巻き起こるとは思ってなかったんで、ちょっとびっくりです!!

何やかんやでスタートアップも残すところあと5話。スジがインスタで撮了したと報告していました。毎週土日を楽しみにしていたので、終わってしまうとこの先何を楽しみにしていけばいいのか・・・次のドラマは何を見ようかな・・・

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